健口を守り育てる歯科医院を目指して  since 1993              
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お子様のむし歯予防は実は「マイナス1歳」からはじまっています。



「マイナス1才」からと聞いて、どういうことだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
 この意味は、出産前、できたら妊娠前からこれから誕生するはずであるあなたの大切なお子様の、むし歯予防を始めてみませんか?という意味です。
 皆様の中で「むし歯の治療が好き!」という方はいらっしゃいますでしょうか?歯医者嫌いの大人の方は皆、口をそろえて「歯医者さんはできたら行きたくないところ」といわれるかもしれません。それは皆さんの子供のころのつらい体験がそういう気持ちにさせているのだと思います。
 その一方、わたしたちは、日々、小さな体と心で治療を一所懸命に耐えている子供たちを目にします。そうした時思うのです。このようなつらい治療は本来避けて通ることができたはずなのにと・・・・
 私たちは、あなたの大切なお子様に、むし歯で決して苦労して頂きたくありません。むし歯経験のあるお子様のむし歯予防には努力が必要です。なぜなら、むし歯体質を、むし歯になりにくい環境のお口に変える必要があるからです。
それならば、これからは一歩進んで、むし歯にならないお口づくりをすればずっと簡単で、ワクワク楽しくむし歯予防ができると思うのです。そのキーパーソンは実は「お母さん」あなたなのです。


キーパーソンはお母様



実は、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、むし歯菌はいません。むし歯の原因菌は、お子様と接している大人からうつるといわれています。ですから、むし歯予防のキーパーソンは一緒に住んでいるご家族なのです。特に赤ちゃんに一番近い「お母さん」、あなたなのです。 赤ちゃんが10ヶ月もの間、おなかの中で育ち、そして生まれてからも、一番近くにいて、一番愛情を注ぎ、一番一緒にいるのが、そうあなたです。妊娠中のあなただからできるむし歯予防があるのです。小学生になるまでに、むし歯になってしまうお子様は、子供の歯の奥歯の生える1才7ヶ月~2才7ヶ月の間にむし歯菌に感染しているといわれています。そして、この時期にむし歯菌が住みついてしまうと、むし歯になりやすいお口になってしまいます。私たちはあなたのお子様に、むし歯になりにくいお口をプレゼントしたいと思います。幸せな人生のはじまりをサポートし、一緒に幸せな夢を描いていきたいと思っています。それが私たちにできる、最高のプレゼントだと思います。あなたのお口の中に住んでいるむし歯菌を減らして、母子感染の危険を低くする方法、楽しく出来るむし歯予防の方法を、たくさん知って頂きたいのです。

むし歯菌はどこから来るの

実は生まれたての赤ちゃんにはむし歯菌は住んでいません。



むし歯菌はお口の中の歯の硬い表面にしか住めません。
つまり、頬や歯ぐきなどの柔らかい表面には住み着けません。
そのため乳歯が生えてくるまでむし歯菌はすみつけないのです。
 むし歯と歯周病は世界で一番多くの方がかかっている病気だといわれています。日本人も虫歯の原因の一つである、ミュータンス連鎖球菌の保有率が高く、ほとんどすべての大人が感染しています。この菌が子供にうつることを母子感染といいます。ですから、妊娠中に体内で感染するわけでなく、出産後、一緒に生活をしている間、しらずしらずに口から口へと感染します。
 もちろん、母親だけでなく、父親など一緒に生活している方すべてからうつる可能性があります。
 また、自分の乳歯から自分の永久歯へなどへも感染します。


なぜマイナス1歳なのでしょうか?

一生に一度のチャンスを逃さないようにしましょう

実は、むし歯の原因となるミュータンス菌は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中にはいません。乳歯が生えてきてからミュータンス菌は初めて、硬い歯の表面に棲みつき始めます。



この一生で一度しかできない感染症予防のタイミングがあります。
 
 それは乳歯が生えてくる1歳半から3歳までの期間です。

 この時期は「感染の窓」といわれ、その「窓」が空いている時に
むし歯菌がうつります。また、うつる時期が遅ければ遅いほど、
一生むし歯になりにくいといわれています。
 したがってこの時期までに、ご両親の細菌の全体量を減らし、特に悪い菌を少なくしたい時期です。そのためには事前にむし歯治療やお口のケアなど細菌のコントロールを始めなければいけません。それがマイナス1歳なのです。
 最近の研究では妊婦の歯周病が、早産、流産、低体重児のリスクを増大することがわかってきました。また、どうしても歯肉炎になりやすい妊婦さんも、事前にケアをすることで快適に出産を迎えて、“子供を産んでから歯が悪くなった”などということは無いようにしていただきたいと思います。


まずは、お母さんご自身のお口の状況を知りましょう!

~知っていますか?唾液検査~



  唾液の質と量
 お医者さんで血液検査をするように歯医者さんでは「唾液」を調べることにより、いろいろなことがわかります。実はこの唾液、お口の健康を維持する上では非常に大切なことがわかっています。その唾液が十分に分泌さているか、専用のガムを噛んでいただくことによりわかります。またその唾液が、歯を守る能力があるかどうかも判定できます。検査をしないお医者さんはいません。歯医者さんにも実は検査があるのです。

  細菌の種類と量
 唾液を培養することによって、お口に住み着いているむし歯菌の種類と量がわかります。これによってむし歯体質の原因と、お子様に移る可能性が判定できます。


さらに、遺伝子検査をすると、悪質な歯周病菌がお口にいるかどうかもわかります。歯周病菌は女性ホルモンが好物で、妊娠すると増える傾向にあります。
 


実は“歯みがき”って人にしてもらうものなのです

これはお子さんや女王様の話ではありません.大人も定期的にプロに磨いてもらうことが大事なのです。



なぜなら、歯の表面にはバイオフィルムといわれる状態で、細菌がこびりついています。これはご自身の歯ブラシでは、いくらこすっても取れません。それをプロの知識と技術、道具でとるのが歯科衛生士さんです。ご自身だけの歯磨きでは、片手落ちなのです。
 つまり、大掃除でこびりついた細菌を除菌するのが、歯科衛生士さんで、日々浮き上がっている表面の細菌をブラシングするのがご自身という役割分担が大事なのです。


あなたにはプロのサポーターがいます

それでなくても子育ては大変です。お口の健康管理のお手伝いを少しさせて下さい。

歯科衛生士は言ってみれば「内科医」のようなものです。



心も体も不安定になりがちな妊婦さんは、ご自身の健康もさることながら、将来生まれてくる小さな命の幸せも願わずにはいられないと思います。
 現在世界では、むし歯は人類が駆逐した疾患と言われ、すでに北欧では、成人を迎えたほぼすべての人はむし歯を一本も持っていない状態です。その一方、日本では、歯医者さんはむし歯の穴が空いてから仕方なく行く所という認識があるかもしれません。対照的な北欧と日本、一番の違いは歯科医院の活用の仕方だと、私たちは考えています。
 ちょっとした知識と自分では取れない細菌を歯科医院で除菌してもらうなどの今日からの行動が、あなたとあなたの家族の未来を変えていくはずです。あなたの大切なお子様が、心も体も丈夫で健康に育ち、家族皆様が、笑顔で生活を送ることができることを願っています。 子育ては何かと手が掛かります。そのために少しだけお口の健康のお手伝いさせていただけましたら幸いです。


☆院長ブログ新開設☆