フラクタルのフラストレーション

歯科医療は手仕事という性質上
どこまでフラクタルを追うかという問題が常につきまとう

予約制という時間の限り
患者さんが耐えうる肉体的な制限
機材の限界と手技の技術不足が相まって

常に治療に瑕疵が発生する

その事実に目を背ければ背けるほど
現実が追ってくる

また、追いかければ追いかけるほど
逃げ水のように逃げられる

そして無言になる