えー昨日のお話を一席
わたくし:「これで、歯を付け終わりましたが、
      何かご質問ありますか?」
患者A :「この歯のお手入れをどのようにしたらいいでか?」
わたくし:「この部分は、・・・・・・」
患者A :「分かりました、それから全く関係ない質問ですがい     いですか?
わたくし:「えーなんでもいいですよ」

患者A :「あの、自分の乗っている自転車のブレーキの効きが
      悪くて困ってるんですけど?」
わたくし:「??????」
患者A :「近所の自転車何件か回って相談したのですが、
      伝わらなくて・・・ブレーキは減ってないから問題
      無いって言われてしまい・・・・」
わたくし:「ではAさん、その自転車の症状をお話しください」
患者A :「平地では問題無いのですが、下りでスピードがでる
      と効きが悪いのです」
わたくし:「それは、いつもその様な症状があるのですか?」
患者A :「2台あるうちの、もう一方は問題無いのです」
わたくし:「うーん、どのような自転車にお乗りですか?、
      ブレーキはディスクですか?」
患者A :「ディスクではないです。なんというブレーキか
      分からないのですが、こんな形で・・・・」
わたくし:「うーん、それはVブレーキというものです。
      わかりました、おそらくそれは「シュー」
      と呼ばれるゴムが年月が経過して硬くなっている
      ためです。ゴムの部分だけ交換が出来るのですよ。
      それでは、今回は特別に『Vブレーキのシューを
      交換してみよう講座』という秘伝虎の巻があり
      ますのでそれを処方しておきますので、
      受付でお受け取り下さい。
      ご自分でなさってみて、ご不明な点は
      また、お聞き下さいね。その時は京都の
      空井戸サイクルさんへ紹介状をお書き致します。」
患者A :「わたしは奈良出身なので助かります」
と、うそのような本当の話でした。
たまたま偶然にも数日前、空井戸サイクルさまからブレーキ交換マニュアルをいただいていたのでそれをコピーしてお渡しして
事なきを得ました。
なぜだか、自転車やカメラのレンズの選び方から、おいしいケーキ屋さんまで、歯医者さん以外のご質問を受けるのはなぜでしょうな〜