ダイレクトボンディングという方法

お聞きになったこと無いですよね

直訳すると「直接接着法」

そんな偉そうに訳すまでもないじゃないという話ですが・・

この方法、すごくパワーを秘めているのです。(なんのこっちゃ)

従来から、

1.その場で歯科医が埋める方法

2.歯型をとって、技工士さんにつめものを作って頂き

後日、再び来院して頂いて金属なりセラミックを詰める方法

大きく二通り有ります。

で、今回はその1回で処置が終わる方法の例をお見せ致します。

今回のお題はこの歯↓

dsc_1627

前歯の神経を取る処置をしてから、何年も経ち変色が著しいですよね

でも、この方全く気にされていない(-.-)

何度こちらから、それとなくお聞きしても気にならないとのこと

ですので当院にいらしてから5年以上そのままにしておきました。

でも、悲しい歯科医の性でなんとかしたいという気持ちが高まり

思い切って告白

「何とかさせて下さい」と

でご承諾いただいたのですが

削りたくない、差し歯はしたくないとのこと・・・・

どうすりゃいいのこれだけ変色している

一般的には差し歯にしないとどうにもならない

「うーん、なんとかその条件でやってみます!」

変色歯

処置前

ダイレクトボンディングをチャレンジしてみました

 

dsc_1631

処置後

どうでしょうね〜

地の色をかくすためどうしても

妙に白くなりますが、明るさは取り戻せたと思います。

こんな方法もあることを

ダイレクトボンディング他にもメリットがありますので

追々、ご説明させて頂ければと思います